くまさん農園のイチゴはなるべく完熟のものを収穫しています。
ただし、完熟させれば必ず美味しくなるのか?というと、残念ながらそううまくはいきません。
肥料のやりすぎや偏りがイチゴの品質を落としてしまう事がよくあります。
特に日照時間が短く、本来ならイチゴは休眠するこの時期、せっかく肥料を与えても多過ぎたりバランスが悪いと肥料をちゃんと吸収できなかったり、吸収しても消化しきれなかったりします。その結果、イチゴの品質を落とすだけでなく生育そのものが悪くなったりするのです。
そこでくまさん農園では植物生理に基づき光合成を最優先に考えた施肥設計をしています。
3大要素の窒素、リン酸、カリの他にカルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄、亜鉛、ホウ素などの微量要素をバランス良く与えていきます。
イチゴの品質を維持する為にはこれらの肥料が多過ぎず、少な過ぎず、イチゴの状態を見極めながら増やしたり、減らしたり、シーズンを通して常に適正な施肥管理をする事が重要なのです。
とは言ってもイチゴ作りたった2年目の初心者、その見極めが難しい…。
お疲れ様です! 実際、こんなシビアなものとは思ってませんでした! うまくいけば楽しいんですが、悩ましい事のほうが多いです。頑張りましょう!
うちも同じように苦労していますので、よーくわかります!今は、水の中に酸素を送りこむ装置も使ったりしています。 まだ2年なんですね。私は22年手伝っていますが、日々やり方が変わっていますね。